2030年までに、スコープ1とスコープ2の温室効果ガス排出量を50%削減します
気候変動の影響を軽減する取り組みの一環として、事業で排出される温室ガスを半減させます。
2020年度時点の進行状況- スコープ1とスコープ2のGHG排出量を29万8,500メートル トン削減しました。
- 米国のグリーン電力証書を購入し、米国、インド、ヨーロッパの施設で使用する、地域のプロバイダーから購入した再生可能エネルギーの量を増やし続けています。
デル・テクノロジーズのすべての施設において、2030年までに電力調達の75%を、2040年までには100%を再生可能エネルギーにします
気候変動に立ち向かうには、再生可能エネルギーの使用が非常に重要です。当社は全力を尽くして、再生可能エネルギーの生成率100%を実現します。
2020年度時点の進行状況- 米国のグリーン電力証書を購入し、米国、インド、ヨーロッパの施設で使用する、地域のプロバイダーから購入した再生可能エネルギーの量を増やし続けています。
- ブラジルの製造施設に新しい太陽光発電アレイを追加し、2009年からそこで使用している太陽熱温水暖房を補完しました。
- アプローチをさらに強化するために、Renewable Energy Buyers AllianceとRE100のイニシアティブに参加しました。
製品ポートフォリオ全体のエネルギー インテンシティー(GDPあたりのエネルギー消費量)を80%低減します(2012年度~2021年度)
エネルギー効率に優れた製品は、環境にとってもお客様にとっても重要です。当社は2020年までこの目標に継続して取り組み、近日中に次の10年間の目標を新たに設定します。
2020年度時点の進行状況- ベースラインと比較して製品ポートフォリオのエネルギー インテンシティーを69.9%低減し、2019年度と比較して年間8.1%の削減を実現しました。
- ポートフォリオの大部分をENERGY STAR®のさまざまな仕様に適合させ続けています。
直接資材サプライヤーと協力し、2030年までに、科学に基づいた温室効果ガス排出量の削減目標である販売単価あたり60%削減します
カーボン フットプリントには、製品やサービスを提供する際にサプライヤーが生み出す排出量も含まれます。そこで、私たちはサプライヤーがさらに多くの再生可能エネルギーを使用し、エネルギー効率を高め、測定とレポート作成の質を向上させることができるよう支援しています。
2020年度時点の進行状況- サプライヤーとともに、ステークホルダーの期待に応えるサプライ チェーンの温室効果ガス(GHG)排出量の削減目標を設定しました。
- CDPと連携し、毎年デル・テクノロジーズの社内工場のGHG排出量を報告し続けています。
2030年までに、当社の世界中の職場でサステナビリティーの向上を推進します
地域のニーズを反映した地域でのアクションにより、地域社会にとって有意義な結果を生み出します。次の10年にかけて、事業を行うあらゆる場所でサステナビリティーの向上を引き続き進めていきます。
2020年度時点の進行状況- 水ストレスが高い場所では68メガリットルの淡水を、その他の場所では1,358メガリットルの淡水を使用しました。
- 世界中の拠点で改善を進め、さらに6か所の製造施設でISO 50001のエネルギー マネジメント システム認証を取得しました。
- 2020年度中にOHSAS 18001を取得していた全世界の10の工場のすべてをアップグレードし、新しいISO 45001の労働安全衛生マネジメント システム認証を取得しました。
2030年まで毎年、社員が活躍できる、健康的な作業環境を提供する取り組みを継続します
当社のビジネス エコシステム内の職場環境はすべて、全員にとって安全で健康的である必要があります。当社はこれからも業界標準を維持し、サプライ チェーン全体を通して業界標準を推進します。
2020年度時点の進行状況- Dellのグローバル サプライ チェーンのチーム メンバーを対象に、社会および環境責任に関するトレーニングを合計4万1,733時間実施しました(2019年のデータに基づく)。
- 複数の言語でトレーニング セッションを提供し、フィードバックの収集方法と対応方法を改善することにより、サプライ チェーンで働く人々にも健康および安全トレーニング プログラムを提供しました。
2030年まで毎年、サプライ チェーンの社員向けに将来を見据えたスキル開発を実施します
デジタル時代において職場環境が進化し続けるなか、当社はサプライチェーンの社員に専門的な開発プログラムを実施します。このプログラムでは、社員のスキルを高め、全員にとってプラスの環境を生み出します。
2020年度時点の進行状況- 社内の製造拠点で将来を見据えたスキル トレーニングを合計1万2,723時間実施しました。
- トレーニングとスキル開発において、社内の工場に拠点を置く第一線のチーム メンバーを含む製造チームと直接連携しました。
2030年まで毎年、製品の生産にあたる人々とのエンゲージメントを継続します
私たちは、サプライ チェーンの社員と連携し、フィードバック メカニズムとデジタル ツールを活用して彼らの貴重なインサイトを得たいと考えています。
2020年度時点の進行状況- 99%の製造施設にフィードバック チャネルが導入されました。
- サプライ チェーンの社員とのフィードバック インタビューを1万2,487回実施しました。
- 社内で概念化セッションを303回開催し、97%の参加率を達成しました。
- 社内セッションのプロジェクトとして、620のアイデアを実行しました。
2030年までに、米国の社員の25%と米国の管理職の15%を黒人/アフリカ系アメリカ人、およびヒスパニック系/ラテン系のマイノリティーにします
私たちは、地域社会の文化的多様性を社員に反映させたいと考えています。トレーニング、教育、テクノロジーへのアクセスを通じて、人材パイプラインの多様性を高めています。
2020年度時点の進行状況- 米国の社員の13%が黒人/アフリカ系アメリカ人、およびヒスパニック系/ラテン系のマイノリティーとなっています。
- 米国の管理職の10%が黒人/アフリカ系アメリカ人、およびヒスパニック系/ラテン系のマイノリティーとなっています。
2030年まで毎年、社会的および教育的なイニシアティブで支援する対象者の50%を、少女、女性、過小評価グループの人にします
デル・テクノロジーズの社員に占める女性と過小評価グループの数を増やすという目標を達成するために、私たちは社会および教育イニシアティブの対象者の少なくとも半数をこれらのグループのメンバーにしたいと考えています。またそれと同時に、少数コミュニティーのメンバーも対象にしたいと考えています。
2020年度時点の進行状況- 対象者に占める少女、女性、過小評価グループの割合が51.7%に達しました。
- さまざまな分野の20を超える主要なパートナーの支援を受ける、Women in Technology(WiT)Consortiumを結成しました。
- 少女やキャリアの浅い女性に合った方法でSTEMに対する関心を高められるようにするために、パートナーとともに厳選したコンテンツを提供するデジタル プラットフォームの設計を開始しました。
この目標は、社会および教育イニシアティブを通じて(少女、女性、過小評価されているグループやマイノリティーなどの)多様なグループにアプローチすることにより、多様性の受け入れと生活の変革両方の重点領域に整合します。
2030年まで毎年、社員の90%が自身の仕事を意義あるものと評価できるようにします
自らの業務に意義を見いだしている社員は、そうでない社員よりも満足度とエンゲージメントが高く、生産的に働きます。Tell Dellの社員アンケートでは、当社が社員(と会社)の状況を把握できるよう、任意かつ社外秘のフォーラムを設けています。
2021年度時点の進行状況- 社員の93%が自身の仕事を意義あるものと評価しています(2021年度のデータに基づく)。
- 任意で行われた2021年度の年次社員調査の回答者は、職場環境が互いを尊重して多様性を受け入れるものであると見ています。
2030年までに、社員の50%がEmployee Resource Groupsに参加し、社会に良い影響を及ぼせるようにします
Employee Resource Groups(ERGs)では、世界中の同僚が性別、人種、アイデンティティー、生まれ育ったさまざまな背景でつながり、社員が自分らしさ、多様な視点、さらには共通の意見を引き出して、ビジネスに良い影響をもたらせるようにしています。
2020年度時点の進行状況- 社員の33%がERGsに参加しています。
- 2020年度には2つの新しいERGsを立ち上げました。また、60を超える国で、412の支部を持つ13のERGsで、メンバーが増え続けています。
- 4万3,000人を超える優秀なチーム メンバーが1つ以上のERGsに属しています。
2030年まで毎年、社員の75%が自身のリーダーについて、意欲をかき立てるリーダーと評価できるようにします
意欲をかき立てるリーダーは、幅広いスキルと人材を引き込むだけでなく、他のメンバーのやる気を引き出して最高の力を発揮させることができます。
2021年度時点の進行状況- 2019年には5,884人のDell Rockstarが誕生しました。これらのリーダーは、リーダー、文化、Dellでの総合的な経験など、年次社員意見調査のすべてのカテゴリーで85%を超える望ましいスコアを獲得しました。
- 社員の83%が自身のリーダーについて、意欲をかき立てるリーダーと評価しています(2021年度のデータに基づく)。
2030年までに、社員の95%が毎年実施される基礎学習プログラムに参加し、無意識の偏見、ハラスメント、自覚なき差別、基本的人権といった主要なトピックについて学べるようにします
社員やお客様が多様化し続ける中、基礎学習プログラムはそうした変化に対する認識を高め、プラスの変化をもたらしています。
2020年度時点の進行状況- 社員の15%が年次基礎学習に参加しています。
- 現在世界中で活動している2万人超のチーム メンバーにMany Advocating Real Change(MARC)トレーニングを実施しました。2019年には、リモート ユーザー向けのバーチャル セッションを追加しました。
- デル・テクノロジーズのエグゼクティブの96%と管理職の93%(1万1,000人以上の管理職)がMARCセッションに参加しました。
2030年まで毎年、社会的および教育的なイニシアティブで支援する対象者の50%を、少女、女性、過小評価グループの人にします
デル・テクノロジーズの社員に占める女性と過小評価グループの数を増やすという目標を達成するために、私たちは社会および教育イニシアティブの対象者の少なくとも半数をこれらのグループのメンバーにしたいと考えています。またそれと同時に、少数コミュニティーのメンバーも対象にしたいと考えています。
2020年度時点の進行状況- 対象者に占める少女、女性、過小評価グループの割合が51.7%に達しました。
- さまざまな分野の20を超える主要なパートナーの支援を受ける、Women in Technology(WiT)Consortiumを結成しました。
- 少女やキャリアの浅い女性に合った方法でSTEMに対する関心を高められるようにするために、パートナーとともに厳選したコンテンツを提供するデジタル プラットフォームの設計を開始しました。
この目標は、社会および教育イニシアティブを通じて(少女、女性、過小評価されているグループやマイノリティーなどの)多様なグループにアプローチすることにより、多様性の受け入れと生活の変革両方の重点領域に整合します。
2030年までに、当社が持つ専門技術とテクノロジーを使用して、非営利団体パートナー1,000団体のデジタル トランスフォーメーションを支援することで、地域社会にいっそう貢献できるようにします
非営利団体は社会をよくするための大きな力である一方、テクノロジー主導の現代社会に取り残される恐れもあります。当社は、テクノロジーと専門技術を適用して、非営利団体がITを活用して最善の活動を行えるようにします。
2020年度時点の進行状況- デジタル トランスフォーメーションで5つの非営利パートナーを支援しました。
- 国際連合のWomen’s Peace & Humanitarian Fund(WPFH)がサポートする女性のために、WPFHに200を超えるMicrosoft Office 365のライセンスを寄付しました。
- WPHFとともに、草の根平和活動家がリソースが共有したり、アイデアを交換したり、お互いをサポートしたりできる同組織の新しいオンライン コミュニティーを構築しました。
2030年まで毎年、社員の75%が地域社会において寄付をするか、ボランティア活動に参加します
当社は地域社会に貢献することに情熱を注いでいます。そのため、ボランティア活動に対して報酬を与え、金銭的寄付のマッチングを行うことで、社員が選んだ社会的大義のために資金、才能、時間を差し出しやすくなるよう支援しています。
2020年度時点の進行状況- 社員の59%が寄付やボランティア活動に参加しました。
- 災害救援団体や彼らが関心を寄せているその他の問題に対して、チーム メンバー1人あたり年間1万ドルを上限に、寄付金のマッチング ギフト制度を採用しました。
2030年までに、社員の100%が当社の価値基準への支持を行動によって示せるようにします
当社は地域社会に貢献することに情熱を注いでいます。そのため、ボランティア活動に対して報酬を与え、金銭的寄付のマッチングを行うことで、社員が選んだ社会的大義のために資金、才能、時間を差し出しやすくなるよう支援しています。
2020年度時点の進行状況- デル・テクノロジーズの社員の100%が、指定された倫理とコンプライアンスに関するトレーニングを完了しました。
- 社員の100%がデル・テクノロジーズの行動規範に合意しました。
2030年までに、ともに事業を行っているダイレクト パートナーの100%が、当社の価値観への支持を行動によって示せるようにします
私たちのビジネスのアプローチは、私たちとパートナーにとって重要です。私たちには、合法的かつ倫理的に、私たちの期待に沿ってビジネスを展開するために連携する企業が必要です。
2020年度時点の進行状況- 革新的なデジタル パートナー プログラムを拡張し続けています。
- Dellの価値をさらに強調してコンプライアンスの期待事項をより明確にするために、デル・テクノロジーズのパートナーの行動規範に改善を加えました。また、規範の翻訳版を2言語から27言語に増やしました。
- 中南米地域のパートナー サミットで一般セッションを開催し、コンプライアンス ツールを共有したり、強力なコンプライアンス プログラムのメリットについて話し合ったりしました。