• 当社の製品を背後で支える人々

    サプライ チェーン内の人々の支援

    • デル・テクノロジーズは、サプライ チェーン内の人々と、その生活や仕事の場である地域社会を尊重し、支援します。私たちは、当社製品の製造に携わっている人々の権利を守ること、また、Responsible Business Alliance行動規範に定められている基準や保証慣行との整合性が取れた、前向きで安全な作業環境を構築することに取り組んでいます。

    • 適切な労働時間を確保する

      当社のすべてのサプライヤーは、週の労働時間が60時間を超えないこと、最低週1日の休日を設けること、強制的な残業を課さないことを求めるResponsible Business Allianceの基準、または現地の法律のいずれか厳しい方に準じる必要があります。また、実績と当社の望む基準への準拠を調査するために、勤務時間監視プログラムを設置しました。

    • 誠実で開かれた対話を実施する

      デル・テクノロジーズでは、サプライ チェーン内の人々とその管理チームの間のオープンなコミュニケーションを維持するため、継続的なトレーニングと誠実で開かれた対話を通じて良好な信頼関係を構築できるよう支援しています。また、当社が提供するホットラインにより、サプライヤーの社員は上司を介さず、直接当社に連絡して職場の不満を表明することができます。これにより、サプライヤーの社員が安全して悩みを打ち明けられる場所を確保しています。

    • 社会でも特に脆弱な立場にある人々を守る

      当社はサプライ チェーンのすべての段階において、いかなる形態の強制労働、隷属労働、児童労働も容認しません。Vulnerable Worker Policyでは、特に脆弱な立場にある人々を保護し、人身売買(強制労働、隷属労働を含む)や児童労働のリスクを示すような行為を明確に禁止しています。当社のリスクとガバナンスに関する手法、および進捗状況の詳細については、当社が毎年発表している奴隷制度と人身売買に対する声明をご覧ください。

    • 職場の内外で人生を豊かにする

      当社のサプライ チェーンに所属する人々の多くが、新しいチャンスと人生経験を求めて、遠く離れた地方や国から来ています。私たちは、そのような人々の日々の生活をできるだけ充実したものにすべく努めています。そのために、自由にアクセスできるメッセージング プラットフォームを構築し、新たな趣味を作ったり、新たなキャリア スキルを探ったりする上で役立つコンテンツを公開しています。

    • サプライ チェーンのあらゆる段階で安全な労働条件を促進

    • 労働者に関して言えば、社内であってもサプライヤーの施設内であっても、健康と安全ほど重要なものはありません。当社は、サプライ チェーン全体で社員のための安全な環境を作り、リスクを最小限に抑え、問題を迅速に回避または解決するための適切な手順を整備することに取り組んでいます。

    • 当社の製造施設

      当社の製造施設はOHSAS 18001の認証を受けており、サプライヤーの最終構成部品組み立て施設はOHSAS 18001またはISO 45001の認証を取得する必要があります。そのほかの施設でも同様にこれらの認証を取得することを推奨しています。

    • 責任ある電子機器の生産

      デル・テクノロジーズは、Responsible Business AllianceのChemical Management Taskforceに積極的に貢献しているとともに、Green America’s Clean Electronics Production Networkのメンバーとして主導的な役割を果たしています。

    • 製造時の化学物質の監視

      私たちは、社員や地域の環境に危険を及ぼす可能性のある物質の使用を注意深く監視しています。当社はManufacturing Process Chemicalsプログラムにより、サプライ チェーン全体で危険物の取り扱いを厳密に管理しています。当社のサプライヤーは、予防措置、微量化学承認プロセス、当社基準を満たす定期的なリスク評価について詳述した明確なガイドラインに従っています。

    • 職業上の危険の監査

      社員の健康と安全の問題に関する意識を高めるために、定期的な社員調査と組み合わせて、サプライ チェーン全体の職業上の危険を査定する定期的な監査を実施しています。さらに、目的別のコースや、健康と安全に関する重要なトピックについて情報を提供する、専用のモバイル トレーニング プログラムを提供しています。

    • 倫理的で持続可能、かつ責任ある方法で鉱物を調達する

    • 私たちは、製品に使用されている鉱物を倫理的で持続可能なサプライヤーから調達することを目指しています。紛争や、いかなる形態であっても人権侵害に資金を提供していることが疑われている既知の供給元からの購入を控えることが当社の目的であり、私たちのサプライヤー各社も同様の基準に従う必要があります。私たちは、Responsible Minerals Sourcing Reportで鉱物調達慣行上の公開情報を提供しています 。

    • 責任ある鉱物採掘および調達

      私たちは、紛争の影響を受け危険度の高い地域での採掘作業に関連するリスクに対処するために、同業者、サプライヤー、その他のステークホルダーと協力し、そのような地域社会で働くすべての人々の人権が確実に擁護されるよう支援しています。また、デル・テクノロジーズはResponsible Minerals Initiativeの設立を支援しました。

    • コンフリクト フリーな採掘と経済成長

      私たちは、サプライ チェーン内でコンフリクト フリーな(紛争鉱物を扱わない)採掘を擁護することに尽力しており、責任ある採掘を実践している地域の平和的な経済成長を支援することに取り組んでいます。コンゴ民主共和国のように紛争鉱物の影響を受ける地域については、一般的な誤解があります。私たちのプログラムの一環として、サプライヤーと協力し、そういった誤解を打破するためのトレーニングを提供しています。

    • 当社の進捗状況と原則の詳細

    • 2022年度ESGレポート

      当社の年次ESGレポートでは、2030年とその先に向けて私たちがどのように人々と地球に対してプラスの影響をもたらしているのかを紹介しています。

    • サプライヤーに関するDellの指針

      当社はサプライヤーに対し、サプライヤー原則で定められているとおり、社会的、環境的に責任ある商慣行を取り入れることを求めており、この原則に従うことがDellと取引を行うための条件となっています。