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      04月 16日, 2021年

      【抄訳版】デル・テクノロジーズ、VMwareのスピンオフの予定を発表

  • ストーリーハイライト

    • デル・テクノロジーズがVMwareについて保有している持分所有権81%のスピンオフを発表 ― 独立企業2社が誕生
    • 予定されているスピンオフの条件に基づき、VMwareはデル・テクノロジーズを含むVMwareの全株主に115億~120億米ドルの特別現金配当を実施
    • 両社に利益をもたらす戦略的関係を強化するとともに、商業契約に基づいて今後も引き続きお客様のためのソリューションを共同開発
    • デル・テクノロジーズのさらなる成長機会を促進し、株主に大きな価値を提供

  • 04月 16日, 2021年 —  

    テキサス州ラウンドロック発(2021年4月14日):

    デル・テクノロジーズは、VMwareについて保有している持分所有権81%のスピンオフを実施する予定であることを発表しました。この取引により、独立企業である両社の「データの時代」における成長に向けたポジショニングが確立されます。この取引は、IRS(米国内国歳入庁)からの前向きな内容の私的通達書の受領および米国連邦所得税について、デル・テクノロジーズの株主が一般的な非課税対象として認められることを含む一定の条件に基づき、2021年(暦年)第4四半期に完了する見込みです。

    デル・テクノロジーズおよびVMwareは、今後も引き続き重要なソリューションの共同開発を行うとともに、営業活動とマーケティング活動の歩調を合わせていく、両社ならではのユニークなアプローチを維持していくための商業契約を締結します。また、VMwareは引き続きDell Financial Services(DFS)を利用して、お客様のデジタル変革(DX)を財務面から支援します。

    デル・テクノロジーズの会長 兼CEO(最高経営責任者)、マイケル デル(Michael Dell)は、次のように述べています。「VMwareのスピンオフは、デル・テクノロジーズとVMwareのさらなる成長機会を促進するとともに、株主の皆様にも大きな価値をもたらすと期待しています。両社とも大切なパートナーであることには変わりなく、お客様にソリューションを提供していく上で、他にはない優位性をデル・テクノロジーズに提供してくれます。また、同時にデル・テクノロジーズは、これからも中核であるインフラストラクチャー事業とPC事業のモダナイズ(最新鋭化)を進め、オープン エコシステムを通じて新たな機会を獲得することで、ハイブリッドおよびプライベート クラウド、エッジ、テレコミュニケーション分野での成長を目指していきます」。

    今回のスピンオフの完了後も、マイケル デルのデル・テクノロジーズ 会長 兼CEOおよびVMware取締役会の会長としての立場には変化ありません。また、ゼイン ロー(Zane Rowe)も引き続きVMwareの暫定CEOに留まり、VMwareの取締役会メンバーにも変化はありません。

     

    大きな価値を創出

    両社は、さまざまな戦略的選択肢を包括的に検討した結果、スピンオフの実施が資本構成を簡素化すると同時に、長期的にさらなる企業価値を創出するという判断に至りました。今回の取引の完了に伴い、VMwareは、デル・テクノロジーズを含むVMwareの全株主に115億~120億米ドルの特別現金配当を行います。現在VMwareの株式80.6%を保有しているデル・テクノロジーズが受け取る配当は93億~97億ドルで、この正味手取額を負債の返済に充てることで投資適格の格付け評価を受けやすくなります。

    取引完了時、本日の発行済み株式数に基づき、デル・テクノロジーズの株主は、保有しているデル・テクノロジーズの株式1株あたりVMwareの株式約0.44株を受け取ります。最終的な比率は、取引完了前の増分的な希薄化に基づきます。VMwareは、複数種類株式構造から単一種類株式構造にシフトしますが、デル・テクノロジーズの株式構造に変化はありません。

     

    デル・テクノロジーズにとってのメリット

    デル・テクノロジーズの資本構成はさらに強化され、インフラストラクチャーおよびPCへの支出の反動、aaS(as-a-Service)の成長を後押しする新しいクラウド運用モデル、エッジへのコンピューティングの広がり、お客様の長期的なDXイニシアチブなどの恩恵を最大活用できるポジションを確立できます。また、強力な商業契約を結んだことで、デル・テクノロジーズは、引き続きVMwareと緊密に協業してイノベーションを促進するとともに、GTM(市場展開)戦略の相乗効果を維持しながら、オープンなエコシステムを通じて新たな成長の機会を創出することができます。テクノロジーが世界の回復の中心となる中で、デル・テクノロジーズは、以下の分野に注力します。

    • 右肩上がりで推移しているテクノロジー インフラストラクチャー市場とクライアント市場におけるリーダーとしてのポジションをさらに強化
    • ハイブリッド クラウド、エッジ、5G、テレコミュニケーション、データ管理の新しい成長分野への拡張
    • Project APEXに基づくクラウド運用および消費モデルへの迅速な移行を含め、あらゆる場所でリモートワークが可能になった経済環境で、最新鋭な顧客体験を提供

     

    取引の詳細

    この取引は、IRSからの有利な内容の私的通達書の受領および米国連邦税について、デル・テクノロジーズの株主が一般的な非課税対象として認められるという見解を含む一定の条件に基づいて、2021年第4四半期に完了する見込みです。取引完了後、スピンオフの結果として自動的かつ速やかに、VMwareのクラスB普通株式は、自動的に全額払込済みかつ追加払込義務のないVMwareのクラスA普通株式1株に転換されます。VMwareのすべての発行済みクラスB普通株式は、デル・テクノロジーズが保有しています。

     

    今回の発表に関する詳細は、2021年4月14日にデル・テクノロジーズが米国証券取引委員会(SEC)に提出したForm 8-KおよびSchedule 13D修正でご覧いただけます。

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    当資料は、2021年4月14日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳版です。
    米国リリース原文:https://corporate.delltechnologies.com/en-us/newsroom/announcements/detailpage.press-releases~usa~2021~04~april-14th-2021-announcement.htm#/filter-on/Country:en-us

     

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