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      12月 15日, 2020年

      デル・テクノロジーズ、新時代のIT変革を支援するサーバー事業の戦略を発表

  • ストーリーハイライト

    平均25%のサーバー販売価格引き下げを含む、5つの基本施策を発表

  • 12月 15日, 2020年 —  


    デル・テクノロジーズ株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:大塚 俊彦、以下、デル・テクノロジーズ、URL:https://www.delltechnologies.com/ja-jp/index.htm )は、新時代のIT変革を推進するためのサーバー事業の戦略を発表しました。今回の発表は、2020年9月10日に発表したデル・テクノロジーズの事業戦略に基づく形で新たに発表する、サーバー事業における5つの施策です。

     

    1. 製品ポートフォリオの拡充

    最新テクノロジーの活用とシステム管理工数の軽減により、企業のIT競争力の強化に貢献します。

    • BitfusionのOEM提供 – ヴイエムウェア株式会社が2020年6月に発表した「VMware vSphere Bitfusion」は、仮想化システムにおいてGPUリソースの仮想化とプール化を実現するソフトウェア テクノロジーです。プール化したGPUリソースを物理サーバーにネットワーク経由でアタッチし、利用後にはまたリソースをプールに戻すという運用が可能なため、AI(人工知能)/機械学習などGPU中心のサーバーコンピューティングにおいて、GPUリソースのより柔軟で効率的な活用を実現します。デル・テクノロジーズは長年のヴイエムウェアとのパートナーシップに基づき早期にOEM提供を行い、お客様の投資効率の強化とIT競争力の増強を支援します。
    • AMDプラットフォームおよびOpenManageの強化 – 第2世代AMD EPYC™プロセッサー搭載サーバー ポートフォリオは、様々な業種で採用実績が増えています。製品力も継続強化しており、AMDサーバーの主要コンポーネントのラインアップ強化により、すでに内部I/Oはエンド ツー エンドでPCIe Gen4の活用が可能です。システム管理工数の軽減も強化をしています。2020年10月に行った統合管理コンソール「OpenManage Enterprise」(以下、OME)へのサーバーの自動通報サービス機能のプラグインに続き、2020年12月よりBIOS、ドライバー、ファームウェアの更新パッケージ入手ツール「Dell EMC Repository Manager(DRM)」の機能もOMEへのプラグインとして提供開始しました。

     

    2. 消費モデルの導入

    Pre-approved Flex on Demand Pricing for PowerEdge – 2019年12月に国内提供を開始した従量課金ソリューション「Dell Technologies on Demand」のポートフォリオの1つである「Flex on Demand」は、サーバー導入費用のOPEX化を従量課金により実現します。「Flex on Demand」は固定料金でカバーする基本容量と、実際の使用量で料金が増減するバッファー容量から成り立ちます。

    このたび投入する「Pre-approved Flex on Demand Pricing for PowerEdge」は、定型のサーバー構成パターンとリソース消費容量パターンに対して、「Flex on Demand」の月額料金設定をS、M、Lで事前提示する仕組みです。お客様が従量課金ベースのサーバー運用への移行の検討を、よりシンプルな月額料金で行えるようにすることで、最新テクノロジーの採用を加速することを支援します。

     

    3. 新たな価格戦略

    サーバー製品のさらなる価格性能比の追求と、競合優位性の向上を目的に、「Dell EMC PowerEdge」サーバーの標準価格を1台あたり平均25%引き下げます(※1)。対象はサーバー全機種ならびに、プロセッサーとGPUを除く主要コンポーネント(※2)です。今回の価格改定は、デプロイメントサービス「Dell EMC ProDeploy」をはじめとするサービスや(※3)、標準搭載管理ツールの付加価値機能を提供する「iDRAC」の有償ライセンスも対象とすることで、サーバー導入・運用に向けた、お客様の攻めのIT投資を後押しします。

     

    4. 顧客サポート力の強化

    デル・テクノロジーズでは、サーバー事業のカスタマーサポートコールをすべて国内で対応します。その中核を担う宮崎カスタマーセンターでは、2020年4月13日にテレワーク体制へ移行が完了済みとなっています。背景には、従来から進めてきた、BCP対策への環境面の準備があります。リモート環境からのコールシステムへのアクセス、各種インフラの利用など、社員がテレワークでも途切れないお客様サポートの体制は、ニューノーマル時代と言われる今後も、日々取り組んでいきます。

     

    5. 販売エコシステムの強化

    デル・テクノロジーズのサーバー事業は、OSベンダーに代表されるOEMパートナー以外に、広範囲にわたるテクノロジーパートナーを「PowerEdge」サーバーの販売エコシステムに含みます。これまでも多くのソリューションベンダー製品の再販を行ってきましたが、このたびデル・テクノロジーズの自社ブランド製品を補完する、有力なソリューション製品を販売するパートナーを新たにグローバルレベルでの販売支援の範囲に従って、ストラテジックパートナーとコアパートナーに再定義しました。このソリューションパートナーとの連携を強化することで、これまで以上に顧客のシステム導入に関する多用なニーズへの幅広い対応力向上と、相談窓口の一本化を容易にします。

     

    価格と提供について

    ■「VMware vSphere Bitfusion Add-onライセンス」(VMware vSphere Enterpriseに追加で利用、Bitfusionの使用権を追加するライセンス):1年ライセンス42,800円、3年ライセンス55,900円、5年ライセンス70,100円(税別)。2020年12月15日より提供開始。


    ■価格改定の概要

    • 対象:「PowerEdge」サーバー本体、プロセッサーとGPUを除くサーバー用コンポーネント(※2)、iDRACライセンス、サービス製品(※3)
      価格改定率:サーバー1台あたり平均25%引き下げ

            例1:PowerEdge T340:967,186円→742,518円(税別)に改定 -23%引き下げ
              PowerEdge T340 構成例

            • インテル® Xeon® E-2274G プロセッサー ×2
            • 64GB DDR4 2666MT/s メモリー(16GB DIMM ×4 )
            • 480GB SATA SSD 3.5” キャリア付き ×4
            • 495W ホットプラグ パワーサプライ ×2 (1+1冗長構成)
            • iDRAC Enterprise ライセンス
            • 3年間翌営業日オンサイトサポート

            例2: PowerEdge R640:3,759,485円→2,744,424円(税別)に改定 -27%引き下げ
              PowerEdge R640 構成例

            • インテル® Xeon® Gold 6230 プロセッサー ×2
            • 224GB DDR4 3200MT/s メモリー(16GB DIMM ×14)
            • 960GB 15K SAS 2.5インチ HDD ×3
            • 750W ホットプラグ パワーサプライ ×2 (1+1冗長構成)
            • iDRAC Enterprise ライセンス
            • ProSupport One for Data Center 3年間
                    • 専任TSMアサイン
                    • 24時間365日応答、当日4時間オンサイト

    • 新価格適用開始日:2020年12月15日

    本日発表のすべての製品は、デル・テクノロジーズおよびビジネスパートナーから提供します。


    パートナー各社様からのエンドースメント

    SB C&S株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 溝口 泰雄 様
    SB C&Sは、この度のデル・テクノロジーズのサーバービジネスにおける「5つの基本施策」の発表を歓迎します。私どもSB C&Sはこれまでも世界最先端のプロダクトやサービスモデルを活用し、お客様に最適なソリューションをいち早くご提案してまいりました。
    柔軟にITを活用する必要性が高まった環境下において、お客様がテクノロジーを積極的に活用できるように、グローバル規模で事業を展開するデル・テクノロジーズと共に最適なサーバーインフラストラクチャーをお届けしていきたいと思います。


    ダイワボウ情報システム株式会社 代表取締役社長 松本 裕之様
    ダイワボウ情報システムは、この度のデル・テクノロジーズが発表されたサーバービジネスにおける「5つの基本施策」を心より歓迎します。ダイワボウ情報システムは、地域に密着した全国隅々に渡る営業体制で、デル・テクノロジーズ サーバー製品の提供をはじめ、お客様のITビジネスを全方位でサポートしています。IT関連商品が所有から利用の時代を迎えている中、デル・テクノロジーズによる新たな消費モデルの提供や、お客様が最新のITを活用できるための取り組みを共に推進することで、日本の豊かな情報化社会の発展に貢献してまいります。 

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    注釈
    *1 : 製品および構成によって引き下げ率は変わります。
    *2 : サーバー本体への工場組み込みコンポーネントまたはサーバー本体に紐づいた非組み込みコンポーネントが対象。
    *3 : サービスはサーバー本体と同時購入の場合のみが対象。

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  • ■デル・テクノロジーズについて
    デル・テクノロジーズ(NYSE:DELL)は、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活の仕方を変革することを支援します。同社は、データ時代に向けて、業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。


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