• プレス リリース

      10月 06日, 2020年

      デル・テクノロジーズ、VMware環境向けの高度な管理、自動化、保護を実現する新機能を発表

  • ストーリーハイライト

    • 「Dell EMC PowerMax」ストレージ レプリケーションとVMware vVolを統合 - 管理を簡素化し、ミッション クリティカル アプリケーションへのアクセスも強化
    • VMware Cloud Foundationを基盤にする「Dell EMC ObjectScale」で、開発者はモダン アプリケーション用にクラウド スケール ストレージのプロビジョニングが可能
    • 「Dell EMC PowerProtect Data Manager」の機能強化 - 業界初のVMware Cloud Foundationインフラストラクチャー レイヤーおよびKubernetes環境の保護機
    • 「Dell Technologies Cloud Platform」および「Dell EMC VxRail」が、VMware vSphere with TanzuおよびVMware Cloud Foundation、vSphere、vSANの最新リリースをサポート - 既存のワークロードのための強化機能と同時にKubernetesの導入を容易に

  • 10月 06日, 2020年 —  


    デル・テクノロジーズ株式会社(本社:神奈川県川崎市、URL:https://www.delltechnologies.com/ja-jp/index.htm 、代表取締役社長:大塚 俊彦、以下、デル・テクノロジーズ)は、本日、VMware環境向けに、各種インフラストラクチャー製品の最新機能を発表しました。これらの最新機能は、エッジ、コア データセンター、ハイブリッド クラウドのすべてを通じて、従来型のアプリケーションとモダン アプリケーションの両方に対するユーザー企業の保護、管理、サポート能力を高められるように開発されています。
    デジタル トランスフォーメーションを促進したいと考えているお客様には、今日のマルチクラウド環境へ適切に対応しながらIT部門と業務部門のニーズを管理できる、実証済みの信頼できるソリューションが必要です。デル・テクノロジーズとVMwareは、従来のアプリケーションとモダン アプリケーションの両方に対するお客様とパートナー様の管理能力と保護能力を高められるように開発した最新機能によって、緊密な統合ソリューションの水準を高めました。各種インフラストラクチャー製品全体を網羅するこれらの最新機能は、デル・テクノロジーズとVMwareのイノベーションに対する確固とした姿勢をあらためて実証するものです。

     

    VMwareの最新のイノベーションを実環境で最大活用
    VMwareが、TanzuをサポートするためにvSphere、vSAN、VMware Cloud Foundationの最新リリースを提供しています。これに伴い、デル・テクノロジーズは、「Dell Technologies Cloud」、「Dell EMC VxRail」、「Dell EMC PowerProtect」、「Dell EMC PowerEdge」などを含む緊密な統合ソリューションによって、インフラストラクチャー ポートフォリオ全体にわたって、これらのVMwareテクノロジーへのサポートを拡張します。
    市場で唯一VMwareと共同開発されたHCI(ハイパーコンバージド インフラストラクチャー)システムである「VxRail」は、VMware vSphere with Tanzuとの統合を実現した初のシステムで、自動化された設置およびプロビジョニングによって、簡単で迅速にKubernetesを導入することができます。デル・テクノロジーズが提供する幅広いインフラストラクチャー製品によって、お客様は検証済みのアーキテクチャーやクラスター、「Dell Technologies Cloud Platform」などを通じて、それぞれのIT戦略に合わせた最適な方法でVMware Tanzuを展開することができます。

     

    VMware環境向けストレージのイノベーション
    デル・テクノロジーズのストレージ ソリューションの最新機能によって、お客様はVMware環境で従来型のアプリケーションとモダン アプリケーションの両方へ容易にアクセスして管理できます。

    • 「Dell EMC PowerMax」がVMwareの管理を簡素化 - 「PowerMax」レプリケーションをVMware vSphere Virtual Volumes(vVols)およびVMware Site Recovery Managerと統合しました。この統合により、プロビジョニング、レプリケーション、サービス レベル ポリシーに要する時間が短縮され、VMwareの管理が簡素化されます。お客様は、最も重要なアプリケーションを保護しながらインフラストラクチャーのモダナイズ(最新鋭化)を進めることが可能です。新しい「Cloud Mobility for Dell EMC PowerMax」機能では、オンプレミス環境からパブリック クラウド環境へデータをシンプルに移動できます。お客様は、長期データ保持のギガバイトあたりコストを最大50%削減すると同時に「PowerMax」で利用できる容量を解放することで、オンプレミス環境の優先度が高いアプリケーションをサポートし、アレイの寿命を延ばすことができます*1。世界最速のエンタープライズ ストレージ アレイである「PowerMax」*2は、強化された複数のセキュリティー機能およびデータの回復性と効率性を高める「SRDF/Metro Smart DR」(スマート災害復旧)機能を提供します。
    • 「Dell EMC ObjectScale」がVMware Cloud Foundationへのオブジェクト アクセスを実現 - デル・テクノロジーズは、Kubernetesベースの次世代オブジェクト ストレージ プラットフォーム「ObjectScale」のプレビュー中で、現在は早期アクセス プログラム*3で提供しています。「ObjectScale」によって、開発者はモダン ステートフル アプリケーション向けに、S3対応のクラウド スケール ストレージをオンデマンドでプロビジョニングすることが可能になります。デル・テクノロジーズとVMwareによって、お客様は、クラウド ネイティブ アプリケーション アーキテクチャーに不可欠なオブジェクト ストレージをvSphereから直接展開できるようになるため、モダン アプリケーション体験を提供しながら開発部門とIT部門の足並みを揃え、より緊密なコラボレーションを促進できます。地理的に分散した、グローバル アクセスが可能なスケールアウト アーキテクチャーを基盤に構築されている「ObjectScale」は、エッジ、コア、そしてハイブリッド クラウド環境をカバーするエンタープライズ ストレージを提供します。

     

    最先端のVMwareデータ保護環境を提供
    「Dell EMC PowerProtect Data Manager」をはじめとするデータ保護機能の最新アップデートを通じて、VMware環境に先進の管理機能とバックアップ機能を提供します。

    • 「PowerProtect Data Manager」がTanzuをサポート - お客様のモダン アプリケーションをサポートおよび保護するため、「PowerProtect Data Manager」のサポートをVMware Tanzuポートフォリオにまで拡張しました。これには、オンプレミスとパブリック クラウドの両方を通じてTanzu Kubernetesクラスター、vSphere環境のKubernetesクラスター、Tanzu Kubernetes Grid(TKG)、Tanzu Kubernetes Grid Integrated(TKGI)が含まれています。
    • VMware ストレージポリシーベースの管理との連携、およびVMware Cloud Foundationの保護 - 「PowerProtect Data Manager」の新たな統合が実現したことで、VM管理者は、それぞれのvSphere環境内で使い慣れたワークフローの延長性でデータ保護ポリシーを適用することにより、処理時間を短縮することができます。今回の「PowerProtect Data Manager」の最新リリースによって、デル・テクノロジーズはVMware Cloud Foundationのインフラストラクチャー レイヤーを保護するVMware認定ソリューションを提供する最初のベンダーとなりました。
    • ミッション クリティカルな仮想マシン(VM)の保護を強化 - 現在、バックアップ プロセス中にVMを一時停止する必要性をなくす「PowerProtect Data Manager」の新機能のプレビュー中です。新しいスナップショットおよびデータ転送テクノロジーによって、お客様は、従来サービス継続に影響を及ぼしていたミッション クリティカルなVMのバックアップを、影響なく実行できるようになります。例えバックアップ中でも、すべてのVMが保護されアクティブな状態が維持されるため、可用性とセキュリティーの二者択一に悩みません。

     

    「Dell Technologies Cloud」とVMwareで高速なクラウド構築を実現
    「Dell Technologies Cloud Platform(DTCP)」とVMware Cloud Directorの、より強固な統合を実現したことで、クラウド サービス プロバイダー(CSP)は、より簡単かつ迅速にホスト型クラウド環境を構築してスケールアップすることが可能になります。新たな統合性によって、CSPはマルチテナント クラウド環境のプロビジョニングと管理に要する時間を短縮できるとともに、仮想データセンターも数分レベルで構築して、構築後は数秒レベルであらゆる場所へ展開できるため、大幅なコスト削減を実現することができます。さらに、新しい自動化機能によって、サービスの展開およびソフトウェア デファインド データセンター(SDDC)のライフサイクル管理をこれまで以上に合理化できます。VMware Cloud Director on DTCPを実行しているCSPは、自社のDTCP環境とオフプレミス インスタンスの両方を通じて、より高い信頼性と一貫性のあるクラウド体験への迅速なアクセスを顧客に提供することが可能になります。

     

    VMware Project Monterey(プロジェクト モンテレー)をサポート
    デル・テクノロジーズは、アプリケーションの構築および展開方法におけるかつてない変化に対応するアプリケーション主導のプロジェクト「Project Monterey」をVMwareとともにサポートします。SmartNICをサポートすることで、インフラストラクチャー、アプリケーション、セキュリティーに対するニーズのCPU、GPU、SmartNICへの割り当てを効率的に管理する次世代インフラストラクチャーの構築に向けたパスをお客様に提供します。

     

    価格と提供について 

    • 「Dell EMC PowerMax」:個別見積もり。アップデート版は本日より提供開始。
    • 「Dell EMC ObjectScale」:個別見積もり。初期アクセス(Early Access)は、間もなく開始予定で、全世界の一般提供開始は2021年の予定。 
    • 「Dell EMC PowerProtect Data Manager」:「PowerProtect Software ライセンス」および「Data Protection Suiteライセンス」の一部として提供。
      •  永年ライセンス:365,000円(税別)~ (容量またはソケット課金/年間保守費用が別途発生)
      • 年間サブスクリプション:225,000円(税別)~ (容量またはソケット課金/年間保守費用込み)
    • 「Dell EMC PowerProtect Data Manager」のVMware Cloud Foundation保護機能、VMware Tanzuのサポート、ストレージ ポリシー ベースの管理連携は2020年10月~11月にリリース予定の v19.6にて提供開始予定。またミッション クリティカル仮想マシン(VM)の保護機能は2021年初めに提供開始予定。
    • 「Tanzu on VxRail」および「Dell Technologies Cloud Platform」:個別見積もり。すでに提供開始。
    • 「VMware Cloud Director on Dell Technologies Cloud Platform」:個別見積もり。すでに提供開始。

     

    ■製品写真:
    「Dell EMC PowerMax」https://www.dellemc.com/content/dam/uwaem/production-design-assets/jp/news/photo-library/dellemc_powermax2000_ff_bk.jpg


    「Dell EMC VxRail」https://corporate.delltechnologies.com/content/dam/uwaem/production-design-assets/jp/news/photo-library/vxrail-vp-series-front.jpg

     

    注釈
    *1 2020年6月のDell EMC分析に基づいています。1,246TBのPowerMax 8000で3年間に6か月のスナップを保存するコスト(消費された容量の平均55%)と、クラウドモビリティを使用してCloud on AmazonS3標準ストレージのAWSパブリッククラウドにスナップを保存するコストを比較、計算して節約されたコスト。米ドルでの費用。実際の節約額は異なります。
    *2 「PowerMax 8000(350GB/s)の最大帯域幅(64Kブロック)と主要競合アレイの最大帯域幅の比較による社内分析に基づく(2020年8月)。実際の結果は変動する場合があります。
    *3 「Dell EMC ObjectScale Early Access」は、検証環境でObjectScaleコードベースのテストを行うことを目的とした一般提供前のベータ プログラムです。

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