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      07月 01日, 2020年

      デル テクノロジーズ、ソフトウェア デファインド ストレージ「Dell EMC VxFlex」をリブランドし、「Dell EMC PowerFlex」を発表

  • 07月 01日, 2020年 —  

    東京発:

    デル テクノロジーズの日本における事業を展開する二社である、デル株式会社(本社:神奈川県川崎市、URL:https://www.dell.co.jp/ )と、EMCジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、URL:https://www.delltechnologies.com/ja-jp/index.htm ):(代表取締役社長:大塚 俊彦、以下、デル テクノロジーズ)は、「Dell EMC PowerFlex」ソフトウェア デファインド ストレージ(以下、SDS)を発表しました。「PowerFlex」は、これまで「Dell EMC VxFlex」として展開していた製品のリブランドとなります。

    データ中心の時代において、変化するワークロード、スケーラビリティー、パフォーマンスの要件に迅速に適応するため、これまで以上にITが重要となっています。本日新たに発表した「PowerFlex」ファミリーは、デル テクノロジーズの製品ポートフォリオの1つで、企業がソフトウェアを活用してビジネスを前進させ、予測可能なITの成果を導くための重要なソリューション製品です。

     

    ソフトウェアの力を活用する
    「PowerFlex」は、高性能で拡張性があり、復元力のあるストレージ サービスを提供し、その柔軟性により、ユーザーは分散型のベアメタルまたはマルチ ハイパーバイザーを展開する際に有効活用できます。容量、IOパフォーマンス、スループットを数千ノードまでリニアに拡張することができ、シックスナイン(99.9999%)の可用性を実現します。

    「PowerFlex」は、要求の厳しいビジネス クリティカルなアプリケーションを簡単に処理すると同時に、迅速なサービス展開のため、シンプルなスケーラビリティーを提供します。 「PowerFlex」を使用すると、ユーザーはアプリケーションのSLAを提供し、サービスをオンデマンドで拡張してビジネス要件を満たし、あらゆる条件下で中断のないシームレスなサービスの提供を保証できます。そのため、ユーザーには、高い生産性、より良いビジネスの実行、収益機会の増加をもたらします。

    「PowerFlex」のアーキテクチャーにより、膨大なコストのかかるデータ移行は過去のものとなりました。ノードは簡単に交換でき、ダウンタイムやパフォーマンス/可用性への影響はありません。つまり、フォークリフト アップグレードやリスクが伴うデータ移行が不要になります。ユーザーは必要に応じてインフラストラクチャーを進化させ、主要なビジネス目標を達成すると同時に、IT組織をビジネス クリティカルなアプリケーションに専念させることができます。

    本日発表の新機能は次のとおりです。

    • レプリケーションとディザスター リカバリー(*1): 最短30秒のRPOを実現するネイティブの非同期レプリケーション機能とシンプルな災害復旧オペレーション
    • セキュア スナップショット: 医療や金融など、特定のコーポレート ガバナンスとコンプライアンス要件を持つ業界向けデータ保護機能


    変化を受け入れる優れた敏捷性と柔軟性

    「PowerFlex」は、機敏で柔軟なITインフラストラクチャーです。ベアメタル データベースや仮想化ワークロードから、クラウド ネイティブのコンテナ化された最新のアプリケーションに至るまで、さまざまな従来型アプリケーションと最新のアプリケーションを1つのプラットフォームでサポートします。

    VMware以外のハイパーバイザーやベアメタルOSサポートを必要とした導入の場合、「PowerFlex」を使用すると、データ集約型のワークロードや、コンピューティング要件とストレージ要件を個別に拡張する必要がある場合に適した、2層の分散インフラストラクチャーとの組み合わせと拡張が可能になります。「PowerFlex」は、ビジネスニーズの変化に応じて、ユーザーのアプリケーションとインフラストラクチャーを進化させることができます。

    「PowerFlex」は、アプライアンスもしくはラック構成での導入が可能です。アプライアンスは、大規模な拡張性と柔軟なネットワークオプションを提供し、ラックは、統合ネットワーキングとプロフェッショナル サポートを備えています。計画と導入を簡素化し、Day 0から、アップグレードやシステム拡張まで円滑な運用を実現するように設計されています。

     

    予測可能性と一貫性を実現

    「PowerFlex」は、インフラストラクチャー全体の一貫性を促進するITプロセスとワークフローを自動化するための堅牢なフレームワークを提供します。管理ツールの「PowerFlex Manager」は、ストレージとコンピューティング全体にわたって、「PowerFlex」をアップデートし、インフラストラクチャー全体(ファームウェアやBIOSからノード、ネットワーキング、ハイパーバイザー)の運用ワークフローを自動化します。つまり、IT運用とライフサイクル管理のためのシンプルで包括的なツールセットです。「PowerFlex Manager」は、「PowerFlex」をクラウド オートメーションおよびコンテナ管理プラットフォーム(Dell Technologies Cloudなど)と簡単に統合できるオープンなAPIを提供し、導入時の一貫性の向上とITアジリティーの向上を実現します。

    「PowerFlex」は、エンタープライズ ワークロードとクラウド オートメーション プラットフォームの広範なエコシステムに合わせて検証および最適化されており、ITはあらゆるワークロードを確実に統合できます。「PowerFlex」はあらゆるワークロードにおいて優れたアプリケーション パフォーマンスと運用成果を実証し、一貫性のあるアプリケーションSLAを提供しながら、インフラストラクチャーのフットプリントと運用の簡素化を可能にしています。このエコシステムには、OracleやSQL Serverなどのエンタープライズ データベース、SAP HANA®などのエンタープライズ アプリケーション、Splunk、SAS、Elastic Stackなどの分析ワークロード、およびRed Hat OpenShift、VMware Cloud Foundation(VCF)、Dell Technologies Cloud、Kubernetes、Google Anthosなどのクラウド オートメーション プラットフォームが含まれます。

     

     

    アプリケーションワークロード(*2)

    「PowerFlex」のパフォーマンスの成果

    Oracle RAC

    8RUで1,000万TPM、平均レイテンシー1ミリ秒

    6RUで100万IOPS、平均レイテンシー1ミリ秒

    Microsoft SQL Server

    8RUで840万TPM、平均レイテンシー1ミリ秒

    Elastic Stack

    7RUで10億のインデックスイベント/3時間

    Cassandra DB(Kubernetes環境)

    8RUで300,000オペレーション/秒

     


    価格と提供について

    ■価格:個別見積もり

    ■提供について:デル、EMCジャパンおよび両社のビジネスパートナーから、2020年7月2日より提供します。

    ■製品写真:

    アプライアンス:

     

    ラック:

    「Dell EMC PowerFlex」について

    https://www.delltechnologies.com/ja-jp/storage/powerflex.htm

     

    *1 ストレージ用に現在利用可能なPowerFlex 3.52層展開。HCIは今年の夏に利用可能

    *2 Dell Technologiesのテストに基づいています。結果は構成によって異なる場合があります

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