• プレス リリース

      12月 05日, 2019年

      デル テクノロジーズ、自律型インフラストラクチャー「Dell EMC PowerOne」を販売開始

  • ストーリーハイライト

    • インテリジェンス機能を内蔵した自己運転インフラストラクチャー「Dell EMC PowerOne」が、数千のタスクを自動化し、即時実行可能なリソースの提供を数クリックで実現:ITスタッフは、反復的な作業から戦略的な目標に向けた活動へ集中することが可能に
    • 「Dell EMC PowerEdge」サーバー、「Dell EMC PowerSwitch」ネットワーキング、「Dell EMC PowerMax」ストレージにて構成されたオールインワン システム。さらに「Dell EMC PowerProtect」データ保護ソリューションをオプションとして提供し、構築/展開/管理/保守の総合的な自動化を実現
    • 「Dell Technologies on Demand」により、柔軟な料金オプションおよび必要に応じて追加システム機能の柔軟な追加が可能となり、CAPEX(設備投資)とOPEX(運用コスト)の最適なバランスを実現
    • 「Dell Technologies Cloud」インフラストラクチャー ポートフォリオの一部として、お客様のハイブリッド クラウド実現へのプロセス簡素化をサポート

  • 12月 05日, 2019年 —  

    デル テクノロジーズの日本における事業を展開する二社である、デル株式会社(本社:神奈川県川崎市、URL:http://www.dell.co.jp/ )と、EMCジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、URL:https://www.delltechnologies.com/ja-jp/index.htm ):(代表取締役社長:大塚 俊彦、以下、デル テクノロジーズ)は、本日「Dell EMC PowerOne」の販売開始を発表しました。「PowerOne」は、企業におけるITの展開、管理、消費を容易にする自律型インフラストラクチャーを提供します。「PowerOne」は、コンピュートの「PowerEdge」、ストレージの「PowerMax」、ネットワーキングの「PowerSwitch」、仮想化の「VMware」、またオプションでデータ保護の「PowerProtect」のすべてを、内蔵のインテリジェンス機能とともに統合して提供し、オールインワン システムのライフサイクル全体を通じて数千のマニュアル ステップを自動化します(*1)

     

    自律型インフラストラクチャーの「PowerOne」により、ユーザーは本来の業務に集中

    「PowerOne」の自律運用機能の中心となっているのが、内蔵されている先進のオートメーション エンジンです。「PowerOne」によって、ユーザーは、ワークロードやアプリケーションの展開、新製品およびサービスの開発など、それぞれの本来の業務に集中できます。将来実現を目指している自動運転の自動車であれば、乗員が行き先を自動車に指示すれば、後は自動車が車線走行支援機能やナビゲーション機能をはじめとするさまざまな機能によって、運転操作のほとんどが自律的に行われることになります。「PowerOne」の先進のオートメーション テクノロジーでは、管理者が目標とするタスクの結果を入力すれば、後はシステムが目標実現のための最良の手段が自動計算されます。

    このオートメーション エンジンは、Kubernetesマイクロサービス アーキテクチャーを活用するとともに、Ansibleワークフローを利用することで、コンポーネントの構成設定とプロビジョニングを自動化して、顧客管理型のDCaaS(サービスとしてのデータセンター)を提供してお客様を支援します。

    「PowerOne」が提供する単一のシステムレベルのアプリケーション プログラミング インターフェイス(API)によって、目的特化型のリソース プールを構築できます。このAPIを、例えばサービス ポータルなどの既存ツールにリンクさせることで、マニュアルではない、プログラミング可能なITオペレーションを実現できます。IaC(Infrastructure as Code)として知られるこの機能によって、ユーザーは、個々のコンポーネント管理システムにログインする手間が不要になります。「PowerOne」によって、企業は、数クリックでワークロード対応型のVMwareクラスターを作成できます(*2)

    「PowerOne」の自律環境は、次のようなメリットを提供します。

    • ローンチ支援による初期構築と構成設定のスピードアップ:VMware Validated DesignsおよびDell EMCのベスト プラクティスに基づく内蔵のワークフローを活用します。「PowerOne」は、ハードウェアおよびVMwareクラスターの初期構築と構成設定を自動化することで、プロセスの時間短縮を支援します。
    • ライフサイクル支援によるインフラストラクチャーのリスクの軽減:自動化したモジュール式のシステム アップデートと検証によって日常的なオペレーションとライフサイクル管理を簡素化することで、ハードウェアとファームウェアの正しい設定を継続的に確保します。
    • 拡張支援でインフラストラクチャーとビジネス ニーズをマッチング:自動化したプロビジョニング機能と拡張機能により、容量と資源の追加、削除、再割当てを実行でき、ビジネス ニーズに合わせて、より簡単なオペレーションでの対応が可能となります。

     

    デル テクノロジーズのパワーを提供するオールインワン システム

    「PowerOne」は、ミッション クリティカルな新しいAI(人工知能)およびマシン ラーニング(機械学習)アプリケーションに不可欠なサービス、セキュリティー、回復性を提供すると同時に、VMware vRealizeをはじめとするクラウド管理ツールセットと簡単に統合できる環境を提供します。

    「PowerOne」のコンポーネントは、以下のとおりです。

    •  PowerOne Controller: このオンボード アプライアンスが、オートメーション エンジンです。Kubernetesマイクロサービス アーキテクチャーとAnsibleワークフローを活用することで、コンポーネントの構成設定、プロビジョニング、ライフサイクル管理を自動化します。
    • PowerEdge MX: ミッドプレーンがないユニークな構造のモジュール式サーバーで、マイクロ プロセッサーや新しいストレージ タイプ、コネクティビティーの新たな革新技術など、何世代にもわたるテクノロジー リリースを長期にわたりサポートします。「PowerOne」は、このキネティック(動的)インフラストラクチャーを自動化し、必要に応じてリソースを割り当てることで、ニーズに合わせてスケールアップしていくことができる真の動的なコンピュート体験を提供します。
    • PowerSwitch: Dell EMCのスイッチは、世界最大規模のWebスケール環境のいくつかをサポートしており、それぞれの要件に合わせて最適なオーペレーティング システム(OS)を選べる高い柔軟性を提供します。「PowerOne」は、スイッチ ハードウェアを抽象化・自動化することで複雑さを軽減します。これによって仮想ネットワークは、VMware のワークロードを自動でプロビジョニングできます。
    • PowerMax: 世界最速のストレージ アレイで、パワフルなアーキテクチャー、シンプルなオペレーション、信頼のイノベーションによって、一切の複雑さを排除した環境で優れたパフォーマンスを提供します。「PowerOne」は、ストレージのプロビジョニングとゾーニング プロセス全体を自動化するとともに、新しいリソースを検出した際には、新しいクラスター グループを動的に拡張することで、さらなる簡素化とオペレーションの高速化を実現します。
    • PowerProtect: 「PowerOne」は、データ保護の「PowerProtect」ポートフォリオ全体を活用することで、常に変化している成長とガバナンスの要件に対応して、データの価値を保護します。これによってクラウド対応の保護ストレージ、統合アプライアンス、ソフトウェア デファインド ソリューションを提供します。

    「PowerOne」導入メリットを、ユーザーがより短期間で入手できるように、Dell Technologies Servicesはアドバイザリー/移行サービスの「ProConsult」、オンサイト エキスパートによる利用促進サービスの「ProDeploy」、一元化した窓口を通じて継続的にサポートする「ProSupport Plus」を提供します。

    「Validated Design」として「Dell Technologies Cloud」ファミリーの一部である「PowerOne」によって、Dell EMCのインフラストラクチャーとVMwareクラウド ソフトウェアのパワーを統合して、ハイブリッド クラウド実現へのプロセスを簡素化できます。プライベート クラウド、パブリック クラウド、エッジ ロケーションのすべてを網羅する一貫性のあるインフラストラクチャーとオペレーションを実現する「PowerOne」によって、マルチクラウド環境を管理する煩雑さから解放されます。

     

    「PowerOne」の柔軟な消費モデル - オンプレミス インフラストラクチャーをオンデマンドに提供

    今日のワークロード環境には、変化するビジネス ニーズに合わせてオンデマンドにスケールアップしていくことができる能力が不可欠です。「PowerOne」自律型インフラストラクチャーは、本日新たに発表した「Dell Technologies on Demand」を通じて導入できます。これによって企業およびパートナー各社は、それぞれの要件に合わせた最適な方法で導入することが可能になります。「Dell Technologies on Demand」は、ハイブリッド クラウドの俊敏性とオンプレミス インフラストラクチャーのコントロール性、パフォーマンス、保証のすべてを統合して提供します。一般的なサービスと同じように従量課金制なので、ユーザー企業は使った分の料金を支払うだけです。このため、企業は、自社ITのライフサイクル全体を通じて簡単に計画、予算管理、展開、管理することができます。

    「Dell Technologies on Demand」は、柔軟な従量課金オプションとともに、オンプレミスITの管理を簡素化し負荷を軽減できるように考えられているグローバル サポート、展開、マネージド サービスを提供します。このため、企業はITインフラストラクチャーへの支出を1回だけの設備投資ではなく、予測可能な継続的運用コストとして賢く有効活用することができます。

     

    価格および提供開始時期

    ■価格:「Dell EMC PowerOne」個別見積もり。本日より提供開始します。

    ■提供について:デル、EMCジャパンおよび両社のビジネスパートナーから提供します。

    製品写真:

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    *1  Dell EMC社内テストに基づく(2019年9月) マニュアル ステップを「PowerOne」で自動化した16ノード、4シャーシ システムについて5年間にわたる分析の結果。 実際の結果は変動する場合があります。

    *2  Dell EMC社内テストに基づく(2019年9月)  16ノード、4シャーシ システムで「PowerOne」によりVMware クラスターの生成を自動化した際の分析結果。実際の結果は変動する場合があります。

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  • ■デル テクノロジーズについて

    デル テクノロジーズ(NYSE:DELL)は、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活の仕方を変革するのを支援する独特なビジネス ファミリーです。同社は、エッジからコア、クラウドまでを網羅した業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。


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